ひとり旅

ラブリー・デイ

はじめてのひとり旅【ロンドン】#35

おはようございます。早姫です。。
6月5日木曜日。晴れ。
今日は気候が良くてご機嫌で家を出た。バス停までブラブラと歩いていると、通りすがりのご老人に
「Lovely weather」
と、話しかけられた。突然のことに対応できるほど、英会話力に長けていないのだけど
「Oh…ye…yes!」
くらいの、どもり返事はできた。100点やな。一瞬、ラブリーが天気にかかっていることが理解できなかったこともあるが。こうやって、スラングや単語の使い方を覚えていくもんなのだ。
さて、今朝は学校と前にハロッズへ行ってみよう。言わずと知れた、ロンドンの高級デパートだ。というか、デパートイコール高級。
内装は流石デパートといったもので、しかし何故か天井は低い。日本のデパートとはまた違っているが、やはり建物自体が古いせいかな。デパートとしては、新宿伊勢丹、といった感じ。
とにかく、この留学後半は疲労困憊していて、食事の違い、24時間英会話、寒暖差、などなどが影響していると思われる。異国での生活で、緊張しているせいもあるかな。
今日の学校は、人数少なめ。最近、講師のヴァネッサが日本語の勉強をし始めたので、授業中にちょくちょくぶっ込んでくる。流石語学の先生。覚え方も使い方も上手い。多分、クラスに日本人が三人も入っているので、やってみたくなったのだろう。私以外の二人は、皆と一緒にランチタイムを過ごしているようだし。日本は観光地としても、人気だし。

さて、アフタースクールは、このロンドン生活最後のダンスレッスンへ!ロンドンで【LA Jazz】なるものを受けるぜ!
この時のクラスのことはよく覚えていて、男性の講師。多分、業界か、このスタジオで少し権力のある先生なのだろう。気軽に、色んな生徒に話しかけては、生徒たちも一所懸命それに応えていた。
レッスンは、通常のダンスレッスンと同じ、ストレッチや基礎練から始まったのだけど、早々にそれが終わり、フリータイムでのストレッチ時間となった。
何やら皆、ソワソワしているように見えた。私も、まだウォームアップが足りてないな、と感じたので、壁のバーに掴まってY字ストレッチなどをしてみる。
めっちゃ脚を上げたところ、先生が近づいてきて「いいね!柔らかいね!」的な、ことを仰った。それこそ「Lovely」やったかもしらん。

その後、コンビネーション(振付)の時間になったのだが、なんかどうやら、オーディション…ポイ?流れになって行った。

言葉がイマイチ理解できないので、ハッキリしたことは分からないけど、人数を分けて踊っていく感じが、オーディションのそれだった。完全な不意打ちやし、ロンドンで仕事をするつもりもなく、振付けの最後の方は踊りきれなかった感があるので、もちろん最後まで残らず。勝手にオーディションされて、勝手に落とされた流れです。

楽しかったから、まぁいいか。でも、ロンドンで最後のレッスンなので、完全燃焼で終わらせたかったけど。

最後のダンスレッスンを終えて、今日で、通い詰めたパイナップルダンススタジオとも、コヴェント・ガーデンともお別れ。ピカデリーラインに乗って、帰宅。

この日のディナーは、#27で記事にした「ポークチョップ」の日。夕方から焼いていたはずが、恒例のめちゃくちゃ遅いディナーとなる。ポテサラとポークチョップという、パワー飯を食べても、まぁまぁお腹が空いているのが不思議。留学後半は、疲れと空腹との戦いだった気がする。

日記にもゴハン(白飯)が食べたいとしきりに書いてあるので、日本が恋しかったのだろうな(笑)

さぁ、明日はついに最終日。この旅ブログも遂に終わりとなります。

では、今日はここまで。また、明日。