故郷の香り
はじめてのひとり旅【ロンドン】#16
おはようございます。早姫です。
寒くて、(色んな意味で)試練の週末が開けて、さぁ、新しい一週間がスタート!今日からまた学校へ行くぞぇ。
さて、その前に【ジャパンセンター】へ行ってみよう!ジャパンセンターとは、その名の通り、日本の食品や生活雑貨が販売されているスーパーみたいなもんです。ロンドン生活一週間が経ち、絶賛ジャパン・ロスの私にピッタリの施設だ。いつも通り、学校までの朝の時間を利用して、行くことにする。
家を出る時、玄関横の部屋でドスドスと音を立てて、ランニングマシンでランニングに勤しむカレンに「see you〜!」と、声をかけると、笑顔で応えてくれる。
ホストファミリーは、私のことを「too skinny(細すぎ)」とよく言っていて、私がロンドンに滞在中、健康意識に芽生えたのか、こうしてランニングマシンを使ったり、実際に外でランニングする習慣などを始めたようだ。先日、華々しくダンスデビューを果たした、娘のアレキサンドラも、サイモンとカレンに付き合わされて、学校後の夕方や早朝に、ランニングに誘われていたけど、よく断っているのを見かけた(特に朝)。それより、コーラをやめてはいかがですか。
ちなみに、私の体型は日本だと中肉中背。なんなら、ちょっとぽっちゃりかもしれない時期だった。日本の家族の中では、私が一番大きめだ。
ジャパンセンターは、ピカデリーサーカスから徒歩で向かう。行きたい所はだいたい、学校の近くの駅にあるので助かる。地図を見ながらたどり着き、ワクワクと店内を物色。そして感動。
知ってる…知ってるでぇ!ってゆー、商品のラインナップに、涙が出そうになりながら、慎重に商品を選ぶ。どれも日本で買うより、とても高いからだ。
この日は、蕎麦(乾麺)と、味噌汁を買って、ほくほくとジャパンセンターを後にする。早速、明日の朝食にしよう。
久しぶりの学校では、本日、我々の先生、ヴァネッサの誕生日だということで、前半のみ授業をして、後半はパーティとなった。チョコレートケーキを持ち込み、皆で歌を歌ってお祝い。他にも、生徒たちが持ち寄ったお菓子が沢山あった。こーゆーところも、海外らしくて嬉しくなる。
この日は、勉強したのか、してないのか、あまり記憶にないが、帰り道、アンダーグラウンドに乗っていると、とにかく眠い。座っているとウトウトしてしまい、すぐに寝落ちしそうだ。
スリの多いフランスなどでなくて、本当に良かったと思う。
一週間、気を張っていたため、かなり疲労が溜まっているようだ。今日は、すぐに家に帰ってゆっくり過ごすことにしよう。抜く時間も大切。
家に帰り、今日はダンスレッスンに行かなかったので、部屋で少し筋トレなどをして、昼寝…ではなく夕方寝。
起きたら7:00pmだったが、誰も家にいない…何故だ。Aちゃん早く帰ってこないかな〜。
疲れてこそいるけど、このロンドンと、ホストファミリー宅での暮らしには、なんとなく馴染んできている感じもあった。
皆が帰ってきてから、夕食後、家のパソコンで、日本の私の家を見てみよう!ということになり、航空写真で我が故郷を検索。2008年、まだスマホや動画などがバリバリ普及していない、そんな時代のことなので
「いやいや、イギリスから私の家が分かるってそんな…」と、思っていたのだけれど、これがバッチリGoogleで検索できた。
航空写真で、綺麗に映し出された我が家を見て、皆でビックリ、盛り上がった。さらに、我が家の車(当時は日産のモコ)まで、きっちり見ることができて
「This is my car!」
と、中学生英語でファミリーに伝えたのを覚えている。懐かしい、パソコンメインの時代でした。
では、今日はここまで。また、明日。