ひとり旅

気まずい休日

はじめてのひとり旅【ロンドン】#15

おはようございます。早姫です。

ロンドン生活一週間になりました。日曜日の今日は、ホストファミリー達もお休みということで、ママのカレンが

「娘のアレキサンドラを一緒にダンスに連れて行ってくれないか?」

と、提案してきた。

まぁまぁハードルの高い要求だな。

以前から、何となく言われてはいたのだが、早速この週末に実行されようとは…

我がホストファミリーは、四人全員が割とぽっちゃり体型で、子供たちに至ってはめちゃくちゃ偏食である。息子のアリステアは、野菜はほぼじゃがいもしか食べないし(その割にオートミールは食べる)、アレキサンドラも調味料の類を異常に使っていた(ケチャップとかバジルのペーストとか)。それはまぁ…そうなるわな。という食生活なのだ。

そういえば、冷蔵庫にはコカ・コーラが常備されていたっけ。

そんな、少しガタイのいいアレキサンドラに運動をさせるべく、カレンは、娘を私とダンスレッスンに行かせたのだ。

ゆーて、彼女はダンス初心者。これはもうしゃーなしで、初級クラスに入るしかない。

この日私が選んだのは、ジャズダンスのビギナークラス。ストレッチもままならぬ彼女が心配でならないが、なんとかレッスンを終えることができた。

ダンススタジオを後にした私たちは、コヴェント・ガーデンの街をぶらり散歩。アレキサンドラに、初めてのダンスレッスンの感想を聞いてみたが、彼女は早口なので、何を言っているのかあまり聞き取れない。ホント容赦ないな、イギリス人。

気まずい時間である。

今日はこの後、ホストファミリー皆と合流して、ディナーの予定。それまでは、二人でこの街をブラブラしながら時間を過ごすしかなかった。

しかし、待ち合わせ時間になっても、全っっっっ然来ないじゃないの。これが、ロンドン時間か。こーゆー所で、カルチャーの違いを感じまくる、ロンドン生活初心者の私。

しかも、雨の日以来、連日寒い。とにかく寒い。どこかお店に入ってお茶でもしたいけど、それも言い出せない。それに、どこかに入るとしても、お店選びも大変だ。寒さに耐えながら、ホストファミリーが来るのを待つしかなかった。

待ちに待ちまくって、やっとファミリーと合流した後は、先日AちゃんとNちゃんと行ったチャイナタウンへ。

イギリス人も、中華を選ぶんかい!

やっぱり、安定のお味なんだろうか。私としては、そろそろブリティッシュな外食をしてみたいところだが。

そういえばこーゆー外食も、必ずファミリーが支払ってくれていたので、ディナー代も留学代金に含まれているようだ。多分、そーゆー条件なのだろう。

ディナーの後、今度は皆で街をブラブラして、お買い物。私は寒くて仕方がないのだが、皆は全く動じていない。やっぱり、体感温度が違うのだろう。家の中も、大して空調を効かせてる気配がないので、これくらいの寒さは、イギリス人には問題ないようだ。この体感の差は、結構辛い。

そもそも、家の暖房器具は、壁に備え付けてある、じんわり暖かくなる(近寄らないと分からないレベル)ヒーターのみ。日本のように、エアコン完備ではない。きっと、かなり古い物件だろうから、新しい空調機などはないのだろう。

この辺りから、寒さとの戦いが始まったのだけど、唯一、暖を取れるお風呂でさえ、シャワーのみ。これは、さらに辛い。日本人にとっては、翼の折れたエンジェルくらい辛い。

エリート留学生のAちゃんは、たまにバスタブを自分で綺麗にしてから(ホストファミリーが掃除しているか定かではないので)、お湯を貯めて入っているらしい。ちょっと真似してみようかと思ったけど、その勇気が出ないまま、一ヶ月が終わった。

そのため、私がシャワーを浴びる時は毎回、まず首や背中にお湯をかけまくる。少しでも、全身にお湯が当たり、体温を上げたいが為の、悲痛な努力をしていた。お湯が出ない、などのトラブルがなかったのが幸い。

はぁ…今日は休日なのに、いつも以上に疲れてしまった。とにかく、こんな寒い日はお風呂に浸かりたい。日本って、本当にいいな…

ホームシックというほどではないが、日本の文化が恋しいロンドン生活一週間の夜。あっとゆう間の一週間だったな…いや、長かったか…

では、今日はここまで。また、明日。