ひとり旅

女神降臨

はじめてのひとり旅【ロンドン】#11

おはようございます。早姫です。

留学生活四日目、ロンドンで新しい携帯をゲットし、ミュージカルCICAGOの格安チケットもゲットし、大好きなハリーポッターのキングス・クロス駅を見学できて、充実感に満たされた私。

そして夕方、家に帰宅。 ディナーまでのフリータイムは、何をしようかと考えていたところ、同じ家でホームステイしているエリート留学生のAちゃんが、自身の部屋へ招いてくれて、なんとなんと、久しぶりに日本語で会話できることになりました。

ホストファミリーの前では、日本語で会話をしないので、ロンドンに来て以来、めちゃくちゃ気を張っていたけれど、この時かなりリラックスできたと思う。

Aちゃんの部屋は、私よりこぢんまりしていたけれど、ベッドには可愛らしい天蓋が付いていて、乙女には夢のような空間。ロングステイの彼女は、自身でパソコンを持ってきており、それで色々と調べ物や、メールをしているようだった。

彼女とは、まだそんなにしっかりと話しをしたことがなく、お互いのことはもちろん、Aちゃんの経験した留学生活のこと、このホストファミリーのことなどを話してくれた。 Aちゃんは、間もなく留学生活が一年になる大先輩。英語は堪能で、この家族とのコミュニケーションはもちろん、ロンドン生活にもすっかり慣れている。

これまでのブログに綴ったように、初心者の私に、沢山のアドバイスをくれた猛者だ。 そのAちゃんが、ロンドンに来た頃、やはりこの国の【あまり親切じゃない】に心を痛め、ホームシック…というか「ロンドンやだー」モードになったこともあるそうで、この初心者留学生の私が、同じモードに入っていないかを気遣って、自身の部屋に招いて、話す機会を作ってくれたのだ。

なにそれ…女神やん。女神降臨やん!!

ロンドンに限らず、夢の海外生活に胸を踊らせ、留学や旅行に出る人は多いはず。しかし、現実はそう甘くないのだ。 清潔さ、対人面、生活に関するクォリティが日本はとても優れている。それとのギャップに意気消沈してしまうのだ。悪く言えば、他人(国)に期待しすぎ。ということ。

女神の経験談を聴きながら、私はうんうんと頷く。非常にありがたいお話。何も凹むことはないのだな、と学ぶ。同時に、その国それぞれの文化や人柄に慣れるチャンスでもあるな。とも思った。そのための、海外生活ではないか。 色んな国があって、人種がいて、それぞれの習慣や価値観がある。どちらがいいわけでも悪いわけでもない。いい所も悪い所も受け入れて生きていくしかないのだ。

Aちゃんと、久しぶりに日本語でしっかり話してスッキリした私。この後、階段の下から 「Dinner〜!」 と呼ばれ(晩ごはんができた合図)皆と食卓に着く。 そして今日は、この家のいちばん広いリビングルームで、家族揃って映画の鑑賞を。 ウィル・スミスの映画だったけど、タイトルは完全に忘れてしまった。 ちなみに、この映画鑑賞会、ディナーの後にたまに行われることになるのだけれど、もちろんフル英語、字幕なしなので、さっぱり分からない私(笑)。雰囲気で楽しむしかない。

一日フル活動でクタクタの私に、襲いかかる英語の嵐。ベッドに行く前に、もう寝落ちしそうだ…

では、今日はここまで…つづく。