小テスト・パブ・船上パーティ
はじめてのひとり旅【ロンドン】#20
おはようございます。早姫です。
5月23日金曜日晴れ。今日は学校にて、小テストが開催されました。ペーパーテストなんて、実に高校生ぶりのことで新鮮すぎる。意外に簡単な内容で、安堵する。
この日は、日本人のクラスメイト二人のお誘いで、アフタースクールに、無料で受けられる英語のレッスンを受けに行くことに。
二人に連れられて行ってみると、若い先生がいらっしゃって、有志やボランティアのような感じの会なのだろう。イギリス特有のスラング「lovely」を凄く多用していて新鮮だった思い出。結構人が集まっていたので、英会話コミュニティのような感じなのかも。
そのレッスンの後は、クラスメイト二人とパブへ。この日はそんなに寒くなかったので、店内のカウンタでお酒を頼み、外で飲む。お酒を片手に、立ち話のこの感じ、私めっちゃロンドナーやん。
個人行動が多い私を気にかけてくれて、非常にありがたい。せっかくの留学生活なので、学校でのコミュニティも広げておこう。たまには、いつもと違うことをするのも、悪くない。
こうして思い返してみると、私って完全に今で言う陰キャやん。
そして、二人からのさらなるお誘いで、この日の夜、留学生たち向けの、船上パーティーに行くことになった。船は、夕方の出発で、テムズ川を進んで絶景を見せてくれるらしい。
友達と放課後に遊びに行くなんて…
そんなん、行くしかないやないか!こう(陰キャ)見えて完全に宴会向けの女ですわよ。陰キャなんかじゃないんだからっ!
その後、船の出発までに、一旦家に帰ってから着替えたのか、その辺はよく覚えてないのだが、ファミリー達に船上パーティーに参加するので、今日は夕飯はいらない旨を伝える。Aちゃんが、船上パーティーのことを知っていたので、初心者留学生たちが参加する宴会のようだ。
夕方、様々な人種の私たちを乗せて、船が出発し、テムズ川を行ったり来たり。日が落ちると、ライトアップされた【ビッグ・ベン】や【ロンドンブリッジ】がとても綺麗に見えた。
川から見上げる絶景に、我々はテンションMAXだ。船の中も、音楽が流れていて、ほぼダンスホール。クラブ状態。お酒が入ってテンション上がったのか、ダンサーらしいところもちょっと発揮させて頂いた。
基本的に、バカ騒ぎ的なノリはしない私なのだが、こんな時くらいは遊んでおこう。せっかく来たんだしね。人生、楽しんだもん勝ち。今となっては、良き思い出だ。
船のデッキから、ライトアップされた絶景の写真も沢山撮ったし、大満足であった。
皆と盛り上がりまくり、すっかり家に帰るのが遅くなってしまった。家の近くのバス停に着くと22:30くらいだった。ダッシュ。家まで急げ急げ。
いくらクラスメイトたちとのパーティといえど、一応、よそ様のお宅にお世話になっている身としては、あまり遅くなってはいかんよ。そうして、家がある道の曲がり角を曲がりかけた時、なんと、カレン(ママ)と鉢合わせた。
「え?」
と、ビックリしていると、カレンが
「どうしてそんなに急いでいるの?」
と言った
「だって…はぁはぁ…今日は遅くなったから…」と私。
「遅い?全然大丈夫じゃない〜!」
「…」
我が家のホストファミリーには、特に門限などの心配はなかったようだ。絶賛、肩すかしをくらった私。
まぁ…門限とか言われてなかったけどさ。一応、気にするやん?よそのお宅やし、よその国やし…
そして、暗闇の中を、カレンと仲良く二人で歩いて帰ったとさ。めでたしめでたし。
さて、今日はこれでおしまい。では、また明日。