ファニーなラストデイ
はじめてのひとり旅【ロンドン】#36
おはようございます。早姫です。
6月6日金曜日。曇のち雨。
さぁ、今日で学校は最後。珍しくゆっくり起床をして学校へ向かう。授業は、前半はいつも通り。後半はフルーツをつまみながら、クラスの皆でお話をする時間となった。今日で学校を去る人が何人かいたので、最後は皆とハグをして別れた。
高校生以来の学校生活は、ちょっと面倒くさかったけど、大人になって、こうやって学び舎で集まって勉強するのも、悪くない経験だった。日本人も二人いて、多少なりとも仲間意識があった。二人は暫くここ、ロンドンで過ごすらしい。一人は確か、美容師として一時的にロンドンで働くことにする。と言っていた。
それぞれの人生が垣間見えて、感慨深くなる。十五年経った今、彼らはどうしているんだろう?と、SNSで繋がっていないことが少し悔やまれる。しかし、SNS全盛期となった今、この頃の、アナログな人との繋がりこそが、いいのかもしれないな。と懐かしく思う。
さて、今夜は、ホストファミリーとAちゃんと皆で、コメディを観に行く日!なので、学校の後は、自宅まで直帰して少し休憩。
私とAちゃんは、予約していたチケットを、先に受け取る係のため、ファミリーよりも少し早く家を出た。6:00pm頃、家を出て少しすると、突然の雨が!しかし、目的地ピカデリーサーカスに着いた頃には止んでいたので、問題なし。ここロンドンでは、よっぽど強い雨でなければ、傘など差さないので、傘を持って出ることなど、ほとんどないのだ。持ち歩くのが面倒なのかな。
Aちゃんのガイドの下、無事にシアターに着き、チケットをゲット。この後、7:00pmくらいにファミリーと合流予定だが、もちろん、時間通りに来るはずもない。
Aちゃんと、シアター前〜周辺をウロウロして待っていると、7:20pmくらいにやっと合流することができた。そして、無事に劇場入り。
ミュージカル風の、コメディ的ステージだったのだが、やっぱりステージやテレビ等の早い展開には、一ヶ月程度の留学で得たスキルでは、完全には付いていけない。雰囲気メインの観劇となったが、歌などもあったので、そこそこに楽しめた。
その後、ディナーはNando’sのはずが、近くのPizza Expressに変更。予定変更はいつもの事なので、ケ・セラ・セラ。
Nando’sってなんやっけ?って調べてみたら、南アフリカ発祥のチキン専門店のようだ。今の私なら、Pizza ExpressよりNando’sに一票。
言っててもしゃーないので、ここは大人しくイタリアンを頂くことにする。ピザより、パスタにしようと思って、チーズクリーム的パスタを頼んだのだが、これが思ってたのと違い(多分ちゃんと読めてなかった)、ショートパスタが出てきたので、少し残念。美味しかったけどね。
その後は、すっかり暗くなったピカデリーサーカスの駅前で、ファミリーと写真撮影を。
あの、デカデカとした、SANYOのネオン広告があった場所だ。今では、日本の企業のネオン広告は全てなくなってしまったようなので、この時の写真を見返して、物思いにふけりたいのだが、ホンマにこの時の写真、全部どこにいったんやろか。ファミリーと寄り添って撮影したあの画が、頭の中に残っているのが幸いか。それこそが、本当の思い出というものなのだろう。
最後の夜を、ひとしきりロンドンの街で楽しみ、そこそこ遅くなったところで、最寄り駅のWood Greenへ戻り、その後はバスのはずが、途中から歩くことになった(この辺の記憶が曖昧)。さらに、近道をしようと(どうせファミリーの提案だろう)、いつもと別の道へ入ったのがいけなかった。ここからどんどん道が分からなくなり、大変なことになる。近所で迷子ってなんでやねん。
結局、迷いに迷って、帰宅したのは11:30pm頃になった。おっそ。まぁ、今回のホームステイらしい、ラストデイとなった。やはりこの家族、最強。楽しい夜をありがとう。
では、今日はここまで。また、明日。